春の睡眠健康週間
春の睡眠健康週間
皆さん「睡眠の日」があるのをご存知でしょうか。3月18日を「春の睡眠の日」、そして、その前後1週間(3月11日から3月25日)を「春の睡眠健康週間」と呼んでいます。
3月は、新年度に向けた準備で忙しい時期かと思います。健やかな睡眠があるからこそ十分な休養を取ることができます。良質な睡眠は、子供の心身の成長に重要であり、生活習慣病を予防し、高齢者の生活の質を高めます。
厚生労働省では、成人を対象として、睡眠の問題を予防・改善するための情報を7つにまとめています。
健康づくりのための睡眠指針~快適な睡眠のための7か条~
(1)快適な睡眠でいきいき健康生活
快適な睡眠で、疲労回復・ストレス解消・事故防止
睡眠に問題があると、高血圧、心臓病、脳卒中など生活習慣病のリスクが上昇
快適な睡眠をもたらす生活習慣
~定期的な運動習慣は熟睡をもたらす。
~朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く
(2)睡眠は人それぞれ、日中元気はつらつが快適な睡眠のバロメーター
自分に合った睡眠時間があり、8時間にこだわらない。
寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る。
年齢を重ねると睡眠時間は短くなるのが普通
(3)快適な睡眠は、自ら創り出す
夕食後のカフェイン摂取は寝つきを悪くする。
「睡眠薬代わりの寝酒」は、睡眠の質を悪くする。
不快な音や光を防ぐ環境づくり、自分に合った寝具の工夫。
(4)寝る前に自分なりのリラックス法、眠ろうとする意気込みが頭をさえさせる
軽い読書、音楽、香り、ストレッチなどでリラックス
自然に眠たくなってから寝床に就く、眠ろうと意気込むとかえって逆効果
ぬるめの入浴で寝付き良く
(5)目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
同じ時刻に毎日起床
早起きが早寝に通じる
休日に遅くまで寝床で過ごすと、翌日の朝がつらくなる。
(6)午後の眠気をやりすごす
短い昼寝でリフレッシュ、昼寝をするなら午後3時前の20~30分
夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響
長い昼寝はかえってぼんやりのもと
(7)睡眠障害は、専門家に相談
睡眠障害は、「体や心の病気」のサインのことがある。
寝付けない、熟睡感がない、充分眠っても日中の眠気が強い時は要注意
睡眠中の激しいいびき、足のむずむず感、歯ぎしりも要注意
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(2023年3月20日)