いずみ訪問看護ステーション

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熱中症

熱中症とは

蒸し暑さにさらされることによって、①体内の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れることによる健康障害(脱水)、および②体温調節ができなくなって、うつ熱が生じることによる健康障害(高体温)の両者をまとめて呼ぶ言葉です。

屋内・屋外を問わず高温や多湿等が原因となって起こります。

体内の水分が不足して十分な汗がかけなくなったり、血液の粘度が高まり、ドロドロになって血の巡りが悪くなると、体温調整機能がうまく働かなくなってしまいます。

その結果体内で発生した熱は体外に放出されずに体内にこもり、異常な高体温状態に陥ることで様々な症状が現れます。

熱中症の予防①

☆水分をこまめに取ろう 

 【1日に必要な水分約2500ml そのうちの1は食事から】

 コーヒー、紅茶、緑茶などは利尿作用のあるカフェインを含んでいるのであまりおすすめできません。

 水分量の多い野菜を多く取るようにしましょう。

 寝ているときに水分が失われるので、寝る前と起きた時にコップ一杯の水を飲む習慣をつけましょう。

熱中症の予防②

☆睡眠環境を快適に保とう。

 エアコンや扇風機を適度に使って睡眠環境を整えましょう。

  室温28℃ 湿度5060%を目安に

☆丈夫な体を作ろう

バランスの良い食事やしっかりと睡眠をとり、丈夫な体を作りましょう。

熱中症の予防③

☆屋内では

 温度と湿度を気にしよう。

(夏場の快適な温度は2528度 湿度は45%~60%)

 室内を涼しくしよう。

 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用

☆からだの蓄熱をさけるために

衣服を工夫しよう

冷却グッズを身につけよう

☆屋外では

日差しをよけよう

飲み物を持ち歩こう

休憩をこまめに取ろう。

熱中症の症状と対応方法

現場での応急処置

☆木陰やエアコンのきいた涼しい場所へ移動

☆衣服を緩め、体の締め付けるものを緩める。

☆足を高くして心臓への血流を増やす。

☆冷水をかけたり、扇いだりして体を冷やす。

☆首の両脇と後ろ、脇の下、足の付け根を氷嚢などで冷やす。

☆吸収の早い経口補水液、スポーツドリンクまたは、0.10.2%の濃度の食塩水をつくり飲ませる。

熱中症予防のドリンクを作ってみましょう。


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(2023年6月16日)



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